こんにちは!
10歳長男、1歳双子、0歳年子末娘のワンオペ4人育児に日々奮闘する看護師ママのマダム嫁子です。
子どもの有無と女性の幸福度の因果関係
先日、ネットで一部騒然となった「子どもが3人いる女性の幸福度が低い」という衝撃的なニュース。
これは拓殖大学の佐藤一磨さんの研究により明らかになりました。
子どもの有無と既婚女性の生活満足度を比較したところ、圧倒的に子どものいる既婚女性の生活満足度が低かったと報告されました。
しかも、子どもの有無だけでなく、子どもの人数が女性の幸福度に大きくかかわる可能性が指摘されたのです。
子どもの人数が女性にもたらす影響とは
子どもをもつことで訪れる生活の変化といえば
- 経済面(生活費、養育費)
- 夫婦関係
- 家事・育児への負担(心身、時間)
これらには当然相関関係があります。
経済面や心身への負担は夫婦関係に影響してきますし、その逆もまた然りです。
加えてこれらの要因は子どもの人数が増えるにしたがって増えます。
子どもの養育費は人数に比例し、世話をするのにも当然時間がかかるため、自分自身のプライベートな時間や就業時間に影響することとなります。
そうしたストレスは夫婦の関係に亀裂を生じさせる可能性があります。
また、これまで妻と夫という夫婦関係が、母と父という新たな役割が加わったことで変容が求められます。
一般に女性は妊娠・出産・育児という一連の流れの中でホルモンバランスを始めとした身体の変化だけでなく、情緒にも変化が訪れますが、男性は女性のようにはいきません。
産後、赤ちゃんのお世話を通じて、やっと父親としての自覚が生まれるそうですが、そうでない男性も多いのです。
結果的に、女性の負担が増加するのは必然と言えます。
・要因が相互間関係にある
・夫婦の役割が母と父に変化する際の躓きが考えられる
子どもをもつことは不幸なのか?
育児を経験中のお母さんは、我が子の成長や笑顔などを通じて安らぎを覚えるはずです。
少なからず生じる自己犠牲の上に成り立っていても、その生活に幸せを感じていることと思います。
私は、子を持つことは決して不幸ではないと断言できます。
(勿論、心身の病や過去のトラウマなど、様々なバックボーンから、素直に子どもを愛せない、育児を楽しみながら取り組めないという特殊な事情の方は例外です)
実際に我が家が3人家族から6人家族になったリアルなお話をご紹介します。
元々、私はフルタイム勤務(日勤のみで夜勤なし)の看護師でしたので、収入も男性会社員の平均に近く、旦那氏の収入も平均以上でした。
小学生の一人息子は生真面目で物静か。
やんちゃなタイプではありません。
そのため、大人同様にお洒落なレストランでの食事や様々なアクティビティを楽しめました。
贅沢を好まず、それなりに慎ましやかに暮らしていましたが、外食や旅行、ショッピングなど、相応に楽しんでいたと思います。
今では買い物は基本的にネットスーパーか楽天・Amazon、外食はせずにおうちごはん、旅行やアウトドアとは到底無縁な生活です。
しかし、それはいくらか不便になっただけのことで、不幸になったわけではありません。
6人家族になったからこその楽しみもあります。
それは3人より、6人の方が賑やかになったことです。
常に誰かしら笑って喋って、走り回って、毎日が運動会です。
以前ほど金銭的に余裕がなくなったかと言えば、これまでしていたいくばくかの贅沢をしなくなった分、大した違いもありませんでした。
お金では買えない幸せを手に入れたと私は思っています。
勿論、楽しいことばかりでずっと笑っているというわけにもいきません。
心身ともにいっぱいいっぱいで、ノイローゼになりそうな日だってたくさんあるし、笑顔の上で流す涙も少なくないです。
その過酷さ、壮絶さに人知れず何度も泣きました。
しかし、辛い思いや大変な思いといった苦労を一瞬で吹き飛ばしてしまうほど、子どもたちに囲まれた生活は幸せに満ちています。
当然、常に支えあえるパートナー(旦那氏)の存在も大きいです。
子供が増えて不幸になったと感じる女性より、幸せになれたと感じる女性が増える、優しい世の中になるためには、夫婦の協力し合う姿勢、価値観の変容が必要なのです。
ワンオペ4人育児はしんどいことも多いけど、その大変さを認めてねぎらってくれる旦那氏の存在が大きいよ。
毎日我が家のメンズの優しさに甘やかされています…。
日々感謝です。
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